2008年 06月 24日
大きなペットショップ |
これまでの私の行動を思い返してみると、
犬を見るのに、行ってみた場所は、、、
大型、小型を含むペットショップに足を運んだことがある箇所、回数はた~くさん。
テーマパークや展示会等を見に行った箇所4、5箇所。
保護・愛護団体の所に行ったのは、4箇所。
ブリーダーの所に足を運んだのは2箇所。
だいたい、こんな感じ。
ダントツで見るだけの場合、足を運んだことが多いのは、ペットショップ。
私に限らず割と多くの人がそうなのではないでしょうか?
全国あちこちにある、ペットショップ。
規模の大小はあるけれど、
大体がペットグッズが並べられ、
子犬や子猫がいたり、その他の小動物等も、展示販売されています。
先日、あるショッピングモールの中にある、
比較的新しい、大型ペットショップに行ってみました。
以前は、足を運んで見ることが多かったのですが、
最近、そういうったタイプのショップにも、めっきり行かなくなりました。
休日ということもあって、沢山の子犬や子猫が陳列されいるガラスケースの前は
沢山のファミリーやカップルといった人達で、大いに、にぎわっていました。
見に来た人たちは、何に重点を置いてみているのか
ちょっと観察してみました。
小学生の男の子は、トイプードルの子犬の動きを見て、喜んでいて、
あるカップルは、アメリカンショートヘアーの子猫の柄を見て、
「このコ、すごくおしゃれ!」と言っていました。
ある人は、「この色は、違うのよね~」と、子犬の色を重視しており、
ある人はガラスにぴったりくっつくようにして、無言で
チワワの子犬眺めたまま、じ~っと釘付けでした。
私も、ペットショップのガラスケースの前に立つと、
こういう場所で犬猫を購入することがどういうことなのか、
頭では、しっかりと理解しているつもりなので、
私自身が今後、購入する可能性はありませんけれど、
小さな、子犬、子猫が寝ていたり無邪気な姿を見ていると、
やっぱり可愛く思うし、周囲の人と同じ高揚した気持ちで見入ってしまいます。
休日、家族でお買い物に来て可愛い子犬や子猫を見て、
笑顔になり、楽しそうに過ごす人たち。
そこには、とにかくハッピーな空気しか流れていません。
でも、ある種の幻想に過ぎないのかなあ、、、と思います。
誰も不幸にしないで、子犬や子猫を手に入れようと思ったら、
やっぱり、ペットショップのショーケースに
陳列された中から選ぶのとは、別の方法も
選択肢に入れて、考える必要があると思います。
その別の方法は、「私だったら」ってことで、
また、別の機会に記載します。
だからと言って、既にペットショップから犬を購入した方々や
今後、そうしようと計画している人を非難しているわけではありません。
私自身、犬を飼おうと思った時に、
いくつかの、ペットショップを見に行ったし、
結果的に、ガラスケースに陳列されてなかったとはいえ、
ペットショップの人に、希望の犬種を伝え、
どういう手段でかは知りませんが、
その犬種をお店まで、連れてきてもらい、(お取り寄せ?)
そのお店で、愛犬を購入したのですから。
愛犬と出会えたこと、迎えられたことはとても幸せだと思っていますが、
ずっとずっと夢に見ていた、犬と暮らすという理想の実現を前に、
愛犬を手に入れるまでの「過程」を、急ぎ過ぎたし、
選ぶまでの、労力と時間を惜しみすぎたように感じています。
あの頃の自分は、犬を飼おうと思って思いついたのが、
最寄の保健所か、タウンページに載っていた訓練所かペットショップか、
くらいの選択肢しか、思い浮かびませんでした。
飼う前こそ、冷静に沢山の時間をかけて探し、
時間がかかったとしても、じっくり吟味する大事さを、
本当の意味では、理解していなかったなあと思います。
最初の選択肢として、保健所にいる犬を。と思いましたが、
保健所に「子犬」がいるか電話した時、職員さんに
「今はいません。来月の譲渡会は○日ですが、
その時、子犬がいるかは分かりません。」
と言われた時に「処分対象の子犬自体が居なくて良かった。」と思うだけで、
「待つ」という発想はなかったように思います。
だから、「犬を飼おう」と決めてそれと同時に、
一番早く手に入れる方法を選ぶ人の気持ちもよく分かります。
ただ、あまり意識せずに深刻に考えてなかった自分の行動が、
実は、深刻な事態を引き起こすきっかけになっている可能性があると、
気づいてからは、同じことは繰り返さないようにしよう。と決意しています。
無意識で、無自覚で、無知だったことに
何かがきっかけで、気づいて行動を変化させることができた時に、
それが、本当の意味での「知識を深めた」ことによる進歩なんだろうと思います。
お店での話しに戻って、、、
次に、ショーケースの向こう側で子犬達のお世話をする店員さんたちを
観察してみました。
お姉さんが子犬と遊んであげていたり、
お兄さんがトイレシーツを交換したりして、
忙しそうに淡々と、子犬達のお世話をしています。
子犬達は、ガラスの向こうで笑顔を向けて見守る、
沢山のお客さんよりも、店員さんの行動をとにかく目で追っている感じ。
子犬達にとって、その場限りの熱烈な愛情を注ぐ人よりも、
日々接してくれる人、ご飯を与えてくれる人、
自分の行動を左右する人の存在が、いかに大事か、
小さいながらに、誰が自分に対して大きく影響するのか、
十分に理解しているのかが伝わってきました。
お客さんは子犬を。子犬は店員さんを。店員さんはお客さんを。
お店では、妙な三角関係が成り立っている感じです。
人気のあるコはすぐ売れていくけれど、いつまでたっても売れないコがいると、
気になって、情が移って可哀想になるのは、
お客さんよりも、日々子犬や子猫のお世話をしている、
店員さん達なのかもしれないなあ、、、。
なんて、思いました。
仕事と割り切ってやるしかないのかもしれないですけれど、
動物が好きな人なら、売れ残り続ける動物を見て、
心配になったり、心苦しく思わないわけがないですし、
ペットショップに、個別のケースに入れられて陳列している子たちは、
多くの経験、刺激、学びを必要とする時期に、
必要な経験不足に陥る状況になってしまうことも、少なくありません。
誰かが、気に入ったり可哀想に思ったりして、
理由はどうあれ、「お買い上げ」すれば、
その1頭はハッピーになれるかもしれないけれど、
空いた所に、また同じように売れ残る可能性のある、
別の新しい子犬が、代わりにやってくる。
この子達は、どういう環境からやってきたのだろう?
誰にも購入されないまま、大きくなったらどうなるんだろう?
この子のお父さん犬、お母さん犬は、単なる繁殖犬としてではなく、
愛情を注がれて、終生幸せに飼育されているのだろうか?
など、一人一人が、自分の望みを叶えることばかり考えるのではなく、
目の前のこと以外にも、想像力を働かせたり、
考える必要があると思います。
大型のペットショップでの話に戻しますが、
私は、あるケースの前で釘付けになってしまいました。
「アラスカン・マラミュート」の子犬がいました。まだ2ヶ月そこそこ。
名の通り、アラスカの寒い地方原産の使役犬で大型犬です。
あまりペットショップでは、あまり見かけることのないのですが、
あどけない表情で、ものすごく可愛い!
可愛いからといって衝動買いしたら、大変なことになるのは容易に想像できますが、、、。
このコは、どうしてこの月齢でペットショップ家族を待つ運命に
なっちゃったんだろうか。なんて、思いながら見ていました。
見た目に惹かれて、衝動的に購入すべき犬種ではないのは確実です。
出身は「○○県」と書いてあったので、
その県のブリーダーさんの所からやってきたのかもしれないし、
その県の一般家庭で出産した子犬のうちの1頭を
店頭販売することになったのかもしれないですが、
インターネットも普及した、このご時世であっても、
ブリーダーの所に直接訪問して親犬を見て
兄弟を見て、その中から選ぶ。という選択肢を取る人が
まだまだ、圧倒的に数少ない現状を考えると、
ペットショップ等の不特定多数の人目につく場所に、
置かないとなかなか、新しい家族には出会えないのかもしれません、、、。
あるいは、飼育が大変そうで人気がなく、
あまり普段は、お目にかかれない珍しいタイプが
ペットショップに1頭だけいたりすると、
妙に惹かれるの人は必ずいるもの。
私は、どちらかというとそういうタイプなので、
すぐ釘づけになってしまうのですが、、、(汗)
人気犬種が沢山いる中に少し異色な犬種を並べることで
お客さんの購買意欲を掻き立ることもあるだろうなと思いました。
まだ幼くよちよちしたかわいい子犬や子猫を見られるから、
いつも必ず立ち寄っていた、大好きだった場所。ペットショップ。
今でも、子犬や子猫を見るのは好きだけれど、
以前の気持ちとは、少し違った気持ちで眺める自分がいます。
適切な時期までは親きょうだいの元で過ごさせて欲しいと願います。
最後に、せっかく出てきたので
「アラスカン・マラミュート」について、
様々な文献を、調べてまとめてみました。
アラスカン・マラミュート
原産国:アメリカ合衆国
初期の用途:そり犬、狩猟犬
現在の用途:コンパニオン、そり犬、犬ぞりレース
体重:39kg~56kg
体高:58cm~71cm
名前は、イヌイットのマラミュート族に由来すると記録に残っている。
ロシア領だったアラスカが、アメリカに譲渡された後、
一度絶滅しかけたが、1920年代に保護策が講じられた。
外観は、オオカミに似ている。体の下半分は白色。ダブルコート。
ハスキー(そり犬)の中では、一番足が遅い種類だが、
一番の力持ちで、「雪列車」というあだなもある。
非常に筋肉がたくましく、骨格ががっしりとした四肢。
熱に弱い傾向がある。
忍耐力と持久力があり、活発な動きが特徴で、犬ぞりレース等で才能を発揮。
性格は、活動的で、元気があふれる。
知っている人間や犬とは喜んでじゃれあう。
群れ本能をいくぶん保持しているため、
他の犬といっしょになると、突然攻撃的な行動に走るかもしれないが、
生来、人なつっこく、愛情深い。
飼育環境等の特徴
・都会生活に不適応
・戸外での生活可
・寒冷気候に適応
・十分な運動が必要
以上、いくつかの犬種図鑑等より抜粋。
ちょっと調べれば、希望の犬種を飼育するのに
自分自身が適しているのかどうか、すぐに分かると思います。
純血種を飼う時は、その犬種の特性についてきちんと調べる。
というのは、とても大事なことなのでお忘れなく。
犬を見るのに、行ってみた場所は、、、
大型、小型を含むペットショップに足を運んだことがある箇所、回数はた~くさん。
テーマパークや展示会等を見に行った箇所4、5箇所。
保護・愛護団体の所に行ったのは、4箇所。
ブリーダーの所に足を運んだのは2箇所。
だいたい、こんな感じ。
ダントツで見るだけの場合、足を運んだことが多いのは、ペットショップ。
私に限らず割と多くの人がそうなのではないでしょうか?
全国あちこちにある、ペットショップ。
規模の大小はあるけれど、
大体がペットグッズが並べられ、
子犬や子猫がいたり、その他の小動物等も、展示販売されています。
先日、あるショッピングモールの中にある、
比較的新しい、大型ペットショップに行ってみました。
以前は、足を運んで見ることが多かったのですが、
最近、そういうったタイプのショップにも、めっきり行かなくなりました。
休日ということもあって、沢山の子犬や子猫が陳列されいるガラスケースの前は
沢山のファミリーやカップルといった人達で、大いに、にぎわっていました。
見に来た人たちは、何に重点を置いてみているのか
ちょっと観察してみました。
小学生の男の子は、トイプードルの子犬の動きを見て、喜んでいて、
あるカップルは、アメリカンショートヘアーの子猫の柄を見て、
「このコ、すごくおしゃれ!」と言っていました。
ある人は、「この色は、違うのよね~」と、子犬の色を重視しており、
ある人はガラスにぴったりくっつくようにして、無言で
チワワの子犬眺めたまま、じ~っと釘付けでした。
私も、ペットショップのガラスケースの前に立つと、
こういう場所で犬猫を購入することがどういうことなのか、
頭では、しっかりと理解しているつもりなので、
私自身が今後、購入する可能性はありませんけれど、
小さな、子犬、子猫が寝ていたり無邪気な姿を見ていると、
やっぱり可愛く思うし、周囲の人と同じ高揚した気持ちで見入ってしまいます。
休日、家族でお買い物に来て可愛い子犬や子猫を見て、
笑顔になり、楽しそうに過ごす人たち。
そこには、とにかくハッピーな空気しか流れていません。
でも、ある種の幻想に過ぎないのかなあ、、、と思います。
誰も不幸にしないで、子犬や子猫を手に入れようと思ったら、
やっぱり、ペットショップのショーケースに
陳列された中から選ぶのとは、別の方法も
選択肢に入れて、考える必要があると思います。
その別の方法は、「私だったら」ってことで、
また、別の機会に記載します。
だからと言って、既にペットショップから犬を購入した方々や
今後、そうしようと計画している人を非難しているわけではありません。
私自身、犬を飼おうと思った時に、
いくつかの、ペットショップを見に行ったし、
結果的に、ガラスケースに陳列されてなかったとはいえ、
ペットショップの人に、希望の犬種を伝え、
どういう手段でかは知りませんが、
その犬種をお店まで、連れてきてもらい、(お取り寄せ?)
そのお店で、愛犬を購入したのですから。
愛犬と出会えたこと、迎えられたことはとても幸せだと思っていますが、
ずっとずっと夢に見ていた、犬と暮らすという理想の実現を前に、
愛犬を手に入れるまでの「過程」を、急ぎ過ぎたし、
選ぶまでの、労力と時間を惜しみすぎたように感じています。
あの頃の自分は、犬を飼おうと思って思いついたのが、
最寄の保健所か、タウンページに載っていた訓練所かペットショップか、
くらいの選択肢しか、思い浮かびませんでした。
飼う前こそ、冷静に沢山の時間をかけて探し、
時間がかかったとしても、じっくり吟味する大事さを、
本当の意味では、理解していなかったなあと思います。
最初の選択肢として、保健所にいる犬を。と思いましたが、
保健所に「子犬」がいるか電話した時、職員さんに
「今はいません。来月の譲渡会は○日ですが、
その時、子犬がいるかは分かりません。」
と言われた時に「処分対象の子犬自体が居なくて良かった。」と思うだけで、
「待つ」という発想はなかったように思います。
だから、「犬を飼おう」と決めてそれと同時に、
一番早く手に入れる方法を選ぶ人の気持ちもよく分かります。
ただ、あまり意識せずに深刻に考えてなかった自分の行動が、
実は、深刻な事態を引き起こすきっかけになっている可能性があると、
気づいてからは、同じことは繰り返さないようにしよう。と決意しています。
無意識で、無自覚で、無知だったことに
何かがきっかけで、気づいて行動を変化させることができた時に、
それが、本当の意味での「知識を深めた」ことによる進歩なんだろうと思います。
お店での話しに戻って、、、
次に、ショーケースの向こう側で子犬達のお世話をする店員さんたちを
観察してみました。
お姉さんが子犬と遊んであげていたり、
お兄さんがトイレシーツを交換したりして、
忙しそうに淡々と、子犬達のお世話をしています。
子犬達は、ガラスの向こうで笑顔を向けて見守る、
沢山のお客さんよりも、店員さんの行動をとにかく目で追っている感じ。
子犬達にとって、その場限りの熱烈な愛情を注ぐ人よりも、
日々接してくれる人、ご飯を与えてくれる人、
自分の行動を左右する人の存在が、いかに大事か、
小さいながらに、誰が自分に対して大きく影響するのか、
十分に理解しているのかが伝わってきました。
お客さんは子犬を。子犬は店員さんを。店員さんはお客さんを。
お店では、妙な三角関係が成り立っている感じです。
人気のあるコはすぐ売れていくけれど、いつまでたっても売れないコがいると、
気になって、情が移って可哀想になるのは、
お客さんよりも、日々子犬や子猫のお世話をしている、
店員さん達なのかもしれないなあ、、、。
なんて、思いました。
仕事と割り切ってやるしかないのかもしれないですけれど、
動物が好きな人なら、売れ残り続ける動物を見て、
心配になったり、心苦しく思わないわけがないですし、
ペットショップに、個別のケースに入れられて陳列している子たちは、
多くの経験、刺激、学びを必要とする時期に、
必要な経験不足に陥る状況になってしまうことも、少なくありません。
誰かが、気に入ったり可哀想に思ったりして、
理由はどうあれ、「お買い上げ」すれば、
その1頭はハッピーになれるかもしれないけれど、
空いた所に、また同じように売れ残る可能性のある、
別の新しい子犬が、代わりにやってくる。
この子達は、どういう環境からやってきたのだろう?
誰にも購入されないまま、大きくなったらどうなるんだろう?
この子のお父さん犬、お母さん犬は、単なる繁殖犬としてではなく、
愛情を注がれて、終生幸せに飼育されているのだろうか?
など、一人一人が、自分の望みを叶えることばかり考えるのではなく、
目の前のこと以外にも、想像力を働かせたり、
考える必要があると思います。
大型のペットショップでの話に戻しますが、
私は、あるケースの前で釘付けになってしまいました。
「アラスカン・マラミュート」の子犬がいました。まだ2ヶ月そこそこ。
名の通り、アラスカの寒い地方原産の使役犬で大型犬です。
あまりペットショップでは、あまり見かけることのないのですが、
あどけない表情で、ものすごく可愛い!
可愛いからといって衝動買いしたら、大変なことになるのは容易に想像できますが、、、。
このコは、どうしてこの月齢でペットショップ家族を待つ運命に
なっちゃったんだろうか。なんて、思いながら見ていました。
見た目に惹かれて、衝動的に購入すべき犬種ではないのは確実です。
出身は「○○県」と書いてあったので、
その県のブリーダーさんの所からやってきたのかもしれないし、
その県の一般家庭で出産した子犬のうちの1頭を
店頭販売することになったのかもしれないですが、
インターネットも普及した、このご時世であっても、
ブリーダーの所に直接訪問して親犬を見て
兄弟を見て、その中から選ぶ。という選択肢を取る人が
まだまだ、圧倒的に数少ない現状を考えると、
ペットショップ等の不特定多数の人目につく場所に、
置かないとなかなか、新しい家族には出会えないのかもしれません、、、。
あるいは、飼育が大変そうで人気がなく、
あまり普段は、お目にかかれない珍しいタイプが
ペットショップに1頭だけいたりすると、
妙に惹かれるの人は必ずいるもの。
私は、どちらかというとそういうタイプなので、
すぐ釘づけになってしまうのですが、、、(汗)
人気犬種が沢山いる中に少し異色な犬種を並べることで
お客さんの購買意欲を掻き立ることもあるだろうなと思いました。
まだ幼くよちよちしたかわいい子犬や子猫を見られるから、
いつも必ず立ち寄っていた、大好きだった場所。ペットショップ。
今でも、子犬や子猫を見るのは好きだけれど、
以前の気持ちとは、少し違った気持ちで眺める自分がいます。
適切な時期までは親きょうだいの元で過ごさせて欲しいと願います。
最後に、せっかく出てきたので
「アラスカン・マラミュート」について、
様々な文献を、調べてまとめてみました。
アラスカン・マラミュート
原産国:アメリカ合衆国
初期の用途:そり犬、狩猟犬
現在の用途:コンパニオン、そり犬、犬ぞりレース
体重:39kg~56kg
体高:58cm~71cm
名前は、イヌイットのマラミュート族に由来すると記録に残っている。
ロシア領だったアラスカが、アメリカに譲渡された後、
一度絶滅しかけたが、1920年代に保護策が講じられた。
外観は、オオカミに似ている。体の下半分は白色。ダブルコート。
ハスキー(そり犬)の中では、一番足が遅い種類だが、
一番の力持ちで、「雪列車」というあだなもある。
非常に筋肉がたくましく、骨格ががっしりとした四肢。
熱に弱い傾向がある。
忍耐力と持久力があり、活発な動きが特徴で、犬ぞりレース等で才能を発揮。
性格は、活動的で、元気があふれる。
知っている人間や犬とは喜んでじゃれあう。
群れ本能をいくぶん保持しているため、
他の犬といっしょになると、突然攻撃的な行動に走るかもしれないが、
生来、人なつっこく、愛情深い。
飼育環境等の特徴
・都会生活に不適応
・戸外での生活可
・寒冷気候に適応
・十分な運動が必要
以上、いくつかの犬種図鑑等より抜粋。
ちょっと調べれば、希望の犬種を飼育するのに
自分自身が適しているのかどうか、すぐに分かると思います。
純血種を飼う時は、その犬種の特性についてきちんと調べる。
というのは、とても大事なことなのでお忘れなく。
by scentline
| 2008-06-24 23:33
| ドッグトレーニング・コラム