2007年 10月 18日
ジャックラッセル君のドキドキ体験 |
今日は、先月5歳のお誕生日を迎えた、ジャックラッセル君に登場頂きましょう。

ジャックラッセルテリアのラフコートの男の子です。
このジャックラッセル君とは、付き合いも長くなりました。
最初の頃は、こんな風に遊びに来てくれるようになるなんて
想像していませんでしたけれど、
一つ一つ理解しあって、出来ることが増えて、可能性が増えて、
こうやって実現できたことにちょっとした感動を覚えました。
地道な努力は、ゆっくりではあっても、必ず変化や
結果になって、現れるんですね。
全ては「個性」。
あるがままを受け入れる所からスタートする。
付き合い方を工夫することで、様々な可能性が生まれる。
そういうことを教えてくれたコでもあります。
日常生活の中では、良い成長を遂げてくれているようです。

今回、初めて自宅から、遠くはなれた場所に、一人連れてこられてしまいました。
果たして、どんな反応を示してくれるのでしょうか?
このジャックラッセル君のご家族が心配していたことは、、、
・部屋でおしっこを失敗するのではないか?
・家具を壊すのではないか?
・興奮しすぎたときに、尻尾を噛もうと追いかけて
回転する癖があるので、その際に私が怪我するのではないか?
ということでしたが、
結果的に、
・おしっこの「失敗」は1度。
・家具は無事。
・私、怪我なし。しかし、ジャックラッセル君、興奮のあまり回転した際、
自らの尻尾を噛んで少し負傷。
でした。
それらの可能性はありましたが、
そうならないように、極力配慮してあげるところから、スタート。
まずは、余計な混乱しないように、環境を整えて様子見の方向です。
興奮しやすく、なかなか気持ちのスイッチの切り替えが難しいようなので、
あえて興奮させず、でも退屈させすぎず、適度な仕事を与えつつ
コミュニケーションを取りながら、接することにしました。
・トイレを部屋で失敗されたくないなと思ったら、最初はまめに外に連れて行く。
・家具が壊れるのが心配なら、壊れる家具を置かない。
・無理せず、させず、安全第一に接する。
譲歩できるところは、譲歩しつつ
譲歩しないと決めた所は譲らない。
例えば、今回のジャックラッセル君は、構わない時間に、
「構ってよ~」的な、唸りと吠えが度々あったので、
そういう時は、無視してても、全く無駄な時がありますので、
一瞬、大きめの怖い声でしっかりと叱ります。(気持ちをこめて)
こういう時、関西弁のほうが、感情が入るのか、本気度が伝わるのか、
イントネーションに迫力あるのか、理由は分かりませんが、
なんとなく、どの犬にも通じる気がするのは私だけでしょうか?
本当に伝えたいこと、肝心な所だけ、分かりやすくするためには、
その時だけでなく、ベースになる「日常」というものが、とても重要なんだと思います。
甘やかしすぎず、合わせすぎず、厳しすぎず、構いすぎず、
自分が望む、とってちょうど良い「基準」を、行動を通じて提示し続けることで、
犬達も自然とそれに慣れ、受け入れていくように思います。
今回の経験は、ジャックラッセル君にとって、
5年の犬生の中で稀なことだったと思います。
予期せぬ出来事に、嬉しいのか、不安なのか、
ドキドキするようで、興奮気味でした。
子供の心と一緒みたいですね。
散歩大好き~。

こういうときは、冷静に対応します。
その勢いにつられないように、マイペースに。
ジャックラッセル君は、あわてんぼうなので
早く!早く!と、せかしますが、こういう時ほどゆったりのんびり行動。
分かっているからこそ、逆の行動を取ることで、ここでの「常識」を伝えて行きます。
時間がたっぷりあったので、一日使ってたっぷり遊ぶことに。
お散歩もたっぷりでしたが、
かなりエネルギッシュで、休むことなく遊びまくりです。
室内でもお外でも、とにかく遊ぶ!疲れ知らずですな~。
おもちゃ大好き。メロンの前で、プルプルしながら忍耐力UP中。

色々な遊びをしましたが、とにかく何かしたがるので、
「ご飯タイム」すらもゲーム感覚で行うことにしました。
先日、参加したフォーラム中にある獣医さんがVTRで見せてくれた映像。
その方法が、このコにはぴったりと思い、早速トライ。
お皿に盛ったらあっという間に食べ終わってしまう食事ですが、
ゲーム感覚でのご飯タイムは30分に及びました。
ドライフード食の子にしかできないものですが、
一粒づつ、あっちへコロコロ~、こっちへコロコロ~。
フェイントしてコロコロ~。と転がして食べさせるもの。
人の子供にはマナー違反ですが、犬には多目にということで。
マナーよりもエネルギー発散が先決。
集中力と瞬発力が必要ですし、嗅覚も使いますので、
精神的にもお腹も、結構満足してくれたことと思います。
ごはんのついでに、苦手なハウスも練習。

抑えられない興奮やエネルギーは、こちらが望む形で発散させてあげて、
無駄に叱ったり怒ったりしないことは、良い関係を築くのに大切なことのように思います。
自分の気持ちのままに応じたり、求められるから応じるのではなく、
勘違いされない、させない、ちょっとしたタイミングを意識して接するだけでも、
見えない部分で、犬達の心境には大きな変化が生じているかもしれません。
帰宅後、ジャックラッセル君は、さすがに疲れたようです。
良かった良かった。
お疲れさま。


ジャックラッセルテリアのラフコートの男の子です。
このジャックラッセル君とは、付き合いも長くなりました。
最初の頃は、こんな風に遊びに来てくれるようになるなんて
想像していませんでしたけれど、
一つ一つ理解しあって、出来ることが増えて、可能性が増えて、
こうやって実現できたことにちょっとした感動を覚えました。
地道な努力は、ゆっくりではあっても、必ず変化や
結果になって、現れるんですね。
全ては「個性」。
あるがままを受け入れる所からスタートする。
付き合い方を工夫することで、様々な可能性が生まれる。
そういうことを教えてくれたコでもあります。
日常生活の中では、良い成長を遂げてくれているようです。

今回、初めて自宅から、遠くはなれた場所に、一人連れてこられてしまいました。
果たして、どんな反応を示してくれるのでしょうか?
このジャックラッセル君のご家族が心配していたことは、、、
・部屋でおしっこを失敗するのではないか?
・家具を壊すのではないか?
・興奮しすぎたときに、尻尾を噛もうと追いかけて
回転する癖があるので、その際に私が怪我するのではないか?
ということでしたが、
結果的に、
・おしっこの「失敗」は1度。
・家具は無事。
・私、怪我なし。しかし、ジャックラッセル君、興奮のあまり回転した際、
自らの尻尾を噛んで少し負傷。
でした。
それらの可能性はありましたが、
そうならないように、極力配慮してあげるところから、スタート。
まずは、余計な混乱しないように、環境を整えて様子見の方向です。
興奮しやすく、なかなか気持ちのスイッチの切り替えが難しいようなので、
あえて興奮させず、でも退屈させすぎず、適度な仕事を与えつつ
コミュニケーションを取りながら、接することにしました。
・トイレを部屋で失敗されたくないなと思ったら、最初はまめに外に連れて行く。
・家具が壊れるのが心配なら、壊れる家具を置かない。
・無理せず、させず、安全第一に接する。
譲歩できるところは、譲歩しつつ
譲歩しないと決めた所は譲らない。
例えば、今回のジャックラッセル君は、構わない時間に、
「構ってよ~」的な、唸りと吠えが度々あったので、
そういう時は、無視してても、全く無駄な時がありますので、
一瞬、大きめの怖い声でしっかりと叱ります。(気持ちをこめて)
こういう時、関西弁のほうが、感情が入るのか、本気度が伝わるのか、
イントネーションに迫力あるのか、理由は分かりませんが、
なんとなく、どの犬にも通じる気がするのは私だけでしょうか?
本当に伝えたいこと、肝心な所だけ、分かりやすくするためには、
その時だけでなく、ベースになる「日常」というものが、とても重要なんだと思います。
甘やかしすぎず、合わせすぎず、厳しすぎず、構いすぎず、
自分が望む、とってちょうど良い「基準」を、行動を通じて提示し続けることで、
犬達も自然とそれに慣れ、受け入れていくように思います。
今回の経験は、ジャックラッセル君にとって、
5年の犬生の中で稀なことだったと思います。
予期せぬ出来事に、嬉しいのか、不安なのか、
ドキドキするようで、興奮気味でした。
子供の心と一緒みたいですね。
散歩大好き~。

こういうときは、冷静に対応します。
その勢いにつられないように、マイペースに。
ジャックラッセル君は、あわてんぼうなので
早く!早く!と、せかしますが、こういう時ほどゆったりのんびり行動。
分かっているからこそ、逆の行動を取ることで、ここでの「常識」を伝えて行きます。
時間がたっぷりあったので、一日使ってたっぷり遊ぶことに。
お散歩もたっぷりでしたが、
かなりエネルギッシュで、休むことなく遊びまくりです。
室内でもお外でも、とにかく遊ぶ!疲れ知らずですな~。
おもちゃ大好き。メロンの前で、プルプルしながら忍耐力UP中。

色々な遊びをしましたが、とにかく何かしたがるので、
「ご飯タイム」すらもゲーム感覚で行うことにしました。
先日、参加したフォーラム中にある獣医さんがVTRで見せてくれた映像。
その方法が、このコにはぴったりと思い、早速トライ。
お皿に盛ったらあっという間に食べ終わってしまう食事ですが、
ゲーム感覚でのご飯タイムは30分に及びました。
ドライフード食の子にしかできないものですが、
一粒づつ、あっちへコロコロ~、こっちへコロコロ~。
フェイントしてコロコロ~。と転がして食べさせるもの。
人の子供にはマナー違反ですが、犬には多目にということで。
マナーよりもエネルギー発散が先決。
集中力と瞬発力が必要ですし、嗅覚も使いますので、
精神的にもお腹も、結構満足してくれたことと思います。
ごはんのついでに、苦手なハウスも練習。

抑えられない興奮やエネルギーは、こちらが望む形で発散させてあげて、
無駄に叱ったり怒ったりしないことは、良い関係を築くのに大切なことのように思います。
自分の気持ちのままに応じたり、求められるから応じるのではなく、
勘違いされない、させない、ちょっとしたタイミングを意識して接するだけでも、
見えない部分で、犬達の心境には大きな変化が生じているかもしれません。
帰宅後、ジャックラッセル君は、さすがに疲れたようです。
良かった良かった。
お疲れさま。

by scentline
| 2007-10-18 00:13
| ドッグトレーニング・コラム
|
Comments(2)
初めまして。ブログ創設の頃からずっと拝見させて頂いてます。
我が家は、Mダックス♀と暮らしています。
いつも、考えさせられる記事・貴重な記事・優しい気持ちになれる記事を
ありがとうございます。
これからも、楽しみにしていますね♪
時々、こうしてコメントにお邪魔させて頂きます。
宜しくお願いします^^
我が家は、Mダックス♀と暮らしています。
いつも、考えさせられる記事・貴重な記事・優しい気持ちになれる記事を
ありがとうございます。
これからも、楽しみにしていますね♪
時々、こうしてコメントにお邪魔させて頂きます。
宜しくお願いします^^
Like
mattaricoさん
はじめまして。こちらこそ、温かいコメントをありがとうございます。
1年前から、読んでくださっているとのこと!ありがとうございます。
思うままに、気ままに綴るブログですが、
楽しんで、読んでいただければ幸いです!
今後も、遊びに来てくださいね。
はじめまして。こちらこそ、温かいコメントをありがとうございます。
1年前から、読んでくださっているとのこと!ありがとうございます。
思うままに、気ままに綴るブログですが、
楽しんで、読んでいただければ幸いです!
今後も、遊びに来てくださいね。