2007年 07月 03日
犬の権利を広げたい |
犬好きなら、犬を連れていつでもどこでもでかけられる社会、
そんな世の中になることを、望んだことがあるのではないでしょうか?
私もその一人であり、切望しています。
車を持つ人は、移動は車で済ませられますが、
私のように、車を持たない人は、移動が限られてしまいます。
いつになったら、ヨーロッパや諸外国のように、
貨物室扱いでなく、飛行機に一緒に乗れるようになったり、
バスや電車にのれるようになったりするんだろうと思いますが、
現実にそうなりそうな気配は、、、まだ感じられません。
東京都内では、割と犬を飼っている人に優しい社会で、
一緒に入れるお店や、公園が沢山あります。
Dog Cafeも沢山あるし!

タクシーも、犬連れで断られたことは一度もありません。
(犬をゲージに入れてなくても、ほぼ快良く乗せてくれるで、ありがたいことです。)
電車での中では、キャリーバッグに小型犬を連れて、
乗っている人を、しばしば見かけます。
(電車の中で、たまに犬の顔だけバッグから出して、持ってる人もいますが
犬嫌いな人からすると、電車の中で犬の顔が自分の間近にあったら、
ギョっとすると思うのですが、、、。
ただ、そのような状況であっても、割と周囲の人は黙認してたり、
笑顔で見つめていたりするので、意外だなあと関心してます。)
が、、、これは、日本の中でも、ごくごく限られた現象だと思います。
首都圏で生活している人達の割合として、犬好きな人が多い為か、
犬好きな人に合わせた、空気が育っているのだと思いますが、
そんな都内であっても、犬を飼ってる人のマナーに対する意識は、
人によって、様々なんだなと、実感することも少なくありません。
犬連れで、公共の交通手段を用いたり、不特定多数の人がいる場所に
連れて行きたいと思ったら、犬と暮らす人、1人1人が
マナーを意識しなければならないのだと思います。
犬が公共の場で権利を得る為には、
決して周囲の人に不快な思いをさせないこと、
周囲の人の邪魔をしないこと、迷惑をかけないこと、
それこそ、空気のような静けさで
穏やかに存在していられることができたなら、
「一緒に居てもいいよ」という風に、
思える人が増えるのではないかと思います。
普通に暮らす上で、何ら問題もない状態に到達したなら、
今度は、何気なく見かけた人が、
「利口な犬だな。いい犬だなあ。」
と、思ってしまうような
周囲の人に、犬の良さを自然と伝えられる存在に
ぜひ、なって頂きたいと思う次第です。
周囲の人のことを、気遣ったマナーを意識し、
いつ、諸外国のような水準のルールに変わっても、
応じられるようであればとても素敵ですし、
私自身、目標があやふやになりそうな時は、理想のイメージを思い描き、
そこに到達するために、できることは何か?と考えると、
新たな目標が、湧いてくることもあります。
犬の権利を広げたいということは、私がこの仕事をする上での
大きな理由の一つのように思います。
完全に犬贔屓な私でさえも、犬のことが嫌いになりそうな、
マナー違反な現状、目の当たりにすることも少なくありません。
同時に、私自身も、常に自分の行動を振り返って、
より、気をつけようと思います。
人が犬を嫌う理由を、思いつく範囲で、上げてみると、、、
・衛生上の問題(不潔・匂い・抜け毛)
・騒音(吠え声)
・おしっこやうんちの問題
・怖い
・生理的に苦手、アレルギー
などのような気がします。
犬を飼う人間が、そういう犬嫌いな人達に、
少しでも犬の存在を見直してもらう為に守るべきことは、、、
・犬を清潔に保ち、多くの人にとって、衛生上問題がないように、
精神上にも、問題がないように接し、振舞うこと。
・場所に応じて吠え声を出させずに、静かに、じっとさせることが可能であること
・犬の排泄をコントロールすること。
犬の排泄物に責任を持ち、人目に晒さないこと。
・いつでもどこでも、飼い主の指示を第一に優先できること。
攻撃性を持っていたり、コントロールが未熟な犬は、
行動範囲に気を配り、現状の改善に向けての努力を怠らないこと。
・犬を避ける人に、近寄せないよう気をつける。
などでしょうか。
他にももっとあるでしょうけれど、最少限ということで。
実現しようと思ったら、とても難しいこともあるかもしれませんが、
大切なのは、周囲の人の気持ちを配慮しながら、
犬と生活を、豊かにして行こうとする気持ちではないでしょうか。
そういう「意識」を、犬と暮らす人、一人一人が持てると良いなと思います。
自分のためにも、そして、家族の一員である、愛犬のためにも。

「かわいいね」って言われるのも、悪くはないけれど、
「お利口さんだね」って言われる方が、ずっとずっと嬉しいね。
そんな世の中になることを、望んだことがあるのではないでしょうか?
私もその一人であり、切望しています。
車を持つ人は、移動は車で済ませられますが、
私のように、車を持たない人は、移動が限られてしまいます。
いつになったら、ヨーロッパや諸外国のように、
貨物室扱いでなく、飛行機に一緒に乗れるようになったり、
バスや電車にのれるようになったりするんだろうと思いますが、
現実にそうなりそうな気配は、、、まだ感じられません。
東京都内では、割と犬を飼っている人に優しい社会で、
一緒に入れるお店や、公園が沢山あります。
Dog Cafeも沢山あるし!

タクシーも、犬連れで断られたことは一度もありません。
(犬をゲージに入れてなくても、ほぼ快良く乗せてくれるで、ありがたいことです。)
電車での中では、キャリーバッグに小型犬を連れて、
乗っている人を、しばしば見かけます。
(電車の中で、たまに犬の顔だけバッグから出して、持ってる人もいますが
犬嫌いな人からすると、電車の中で犬の顔が自分の間近にあったら、
ギョっとすると思うのですが、、、。
ただ、そのような状況であっても、割と周囲の人は黙認してたり、
笑顔で見つめていたりするので、意外だなあと関心してます。)
が、、、これは、日本の中でも、ごくごく限られた現象だと思います。
首都圏で生活している人達の割合として、犬好きな人が多い為か、
犬好きな人に合わせた、空気が育っているのだと思いますが、
そんな都内であっても、犬を飼ってる人のマナーに対する意識は、
人によって、様々なんだなと、実感することも少なくありません。
犬連れで、公共の交通手段を用いたり、不特定多数の人がいる場所に
連れて行きたいと思ったら、犬と暮らす人、1人1人が
マナーを意識しなければならないのだと思います。
犬が公共の場で権利を得る為には、
決して周囲の人に不快な思いをさせないこと、
周囲の人の邪魔をしないこと、迷惑をかけないこと、
それこそ、空気のような静けさで
穏やかに存在していられることができたなら、
「一緒に居てもいいよ」という風に、
思える人が増えるのではないかと思います。
普通に暮らす上で、何ら問題もない状態に到達したなら、
今度は、何気なく見かけた人が、
「利口な犬だな。いい犬だなあ。」
と、思ってしまうような
周囲の人に、犬の良さを自然と伝えられる存在に
ぜひ、なって頂きたいと思う次第です。
周囲の人のことを、気遣ったマナーを意識し、
いつ、諸外国のような水準のルールに変わっても、
応じられるようであればとても素敵ですし、
私自身、目標があやふやになりそうな時は、理想のイメージを思い描き、
そこに到達するために、できることは何か?と考えると、
新たな目標が、湧いてくることもあります。
犬の権利を広げたいということは、私がこの仕事をする上での
大きな理由の一つのように思います。
完全に犬贔屓な私でさえも、犬のことが嫌いになりそうな、
マナー違反な現状、目の当たりにすることも少なくありません。
同時に、私自身も、常に自分の行動を振り返って、
より、気をつけようと思います。
人が犬を嫌う理由を、思いつく範囲で、上げてみると、、、
・衛生上の問題(不潔・匂い・抜け毛)
・騒音(吠え声)
・おしっこやうんちの問題
・怖い
・生理的に苦手、アレルギー
などのような気がします。
犬を飼う人間が、そういう犬嫌いな人達に、
少しでも犬の存在を見直してもらう為に守るべきことは、、、
・犬を清潔に保ち、多くの人にとって、衛生上問題がないように、
精神上にも、問題がないように接し、振舞うこと。
・場所に応じて吠え声を出させずに、静かに、じっとさせることが可能であること
・犬の排泄をコントロールすること。
犬の排泄物に責任を持ち、人目に晒さないこと。
・いつでもどこでも、飼い主の指示を第一に優先できること。
攻撃性を持っていたり、コントロールが未熟な犬は、
行動範囲に気を配り、現状の改善に向けての努力を怠らないこと。
・犬を避ける人に、近寄せないよう気をつける。
などでしょうか。
他にももっとあるでしょうけれど、最少限ということで。
実現しようと思ったら、とても難しいこともあるかもしれませんが、
大切なのは、周囲の人の気持ちを配慮しながら、
犬と生活を、豊かにして行こうとする気持ちではないでしょうか。
そういう「意識」を、犬と暮らす人、一人一人が持てると良いなと思います。
自分のためにも、そして、家族の一員である、愛犬のためにも。

「かわいいね」って言われるのも、悪くはないけれど、
「お利口さんだね」って言われる方が、ずっとずっと嬉しいね。
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by scentline
| 2007-07-03 00:23
| ドッグトレーニング・コラム
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Comments(2)
そうですね。犬の権利拡大にはまずマナーかも。
都心ワンコは相対的にマナーがいいと思います。
いろいろペット関連のお店や情報が充実しているし、自分たちの
ライフスタイルに合わせられるよう躾しているような気がします。
家族の一員として恥ずかしくないよう、という感じでしょうか。
都心ワンコは相対的にマナーがいいと思います。
いろいろペット関連のお店や情報が充実しているし、自分たちの
ライフスタイルに合わせられるよう躾しているような気がします。
家族の一員として恥ずかしくないよう、という感じでしょうか。
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家族の一員として恥ずかしくないように育てるという考え方は、諸外国では、割と普通の感覚なのかもしれませんけれど、日本全国に渡って、一般的に根付かなければ、犬の権利拡大の実現化は難しいのかなと、、、。
都内は、犬好きで、犬と一緒に過ごしたいと思う人口が多いのか、お店も情報も、圧倒的ですから、マナーを守ることで様々な楽しみや、可能性が、飛躍的に増えるという、自分と愛犬への確実なメリットもありますから、守り甲斐もありますよね。
そういうこともあって、マナーを意識した飼い主さんと犬達が多いのかもしれませんね。
都内は、犬好きで、犬と一緒に過ごしたいと思う人口が多いのか、お店も情報も、圧倒的ですから、マナーを守ることで様々な楽しみや、可能性が、飛躍的に増えるという、自分と愛犬への確実なメリットもありますから、守り甲斐もありますよね。
そういうこともあって、マナーを意識した飼い主さんと犬達が多いのかもしれませんね。