2007年 03月 10日
注目 |
「注目」
ということばに「目」という字があるように、
興味があるものや、注意を払っている対象には
必ず「目線」が注がれている。
「目」は口ほどにものを言うというけれど、
犬の目もそのとおり。
気持ちがそのまま「目」に現れている。
「目線」の先にあるものが、犬の心の中を占めている。
目線が「私」に向いている時、犬の心の中は、「私」のことを考えている。
といったように、
目線が「違うもの」に向いている時、「違うもの」のことを考えている。
犬達に何かを伝えようとする時や、教えようとするとき、
目線が自分にある時と、そうでない時だと、
同じことを同じようにやっても、覚える率は随分異なる。
「注目」されるということは、それくらい大きな要素。
だからこそ、「注目される存在」になることは最優先課題。
けれど、とても難しい課題。
注目される為に、食べ物を使ったり、おもちゃを使ったりしてもいいと私は思う。
けれど、それがなければ、注目されないとしたら、
「自分自身に注目されている。」
ということにはならない。
食べ物やおもちゃは、あくまでも注目されるための途中ステップ。
自分が楽に注目を集めることができる、必殺お手軽楽アイテム。
もし、そこでつまずいているならば、そこから先のステップに進みたいですよね。
じゃあ、どうしたら先に進めるのか?
そこで、犬先生の登場。
犬達は、私達におもちゃや食べ物といったご褒美を与えずして、
家族から多大な注目を集めるスペシャリスト。
今、目の前の愛犬を見ながら考えてみて。
あなたが、普段、愛犬に注目するのはどうして?
可愛いから、面白いから、目で何かを訴えているから、
側にいるから、吠えるから、いたずらをするから、心配だから。
色んな理由があると思うけれど、どれも
「何かしら注目されるメッセージを発しているから」
ではないでしょうか。
あなたの愛犬は、いつも、あなたに向かって、
全身からメッセージを送っている。
そして、成功したり失敗したりしながら、
一人黙々と、「どうしたら、この思いが通じるだろう?」と
色々と、試行錯誤し、試す努力を怠らない。
一度や二度の失敗などでは、へこたれないし、うんざりしない。
ひたむきに、ポジティブに、
成功した時を明確にイメージして、それに向かって
根気強くトライしているのではないだろうか。
その根気こそが、注目される存在となり得る素質なのだと思います。
早くあきらめた方が「負け」
シンプルだけど、ごまかせない世界。
それが犬の世界。
それを真似てみる所から初めて欲しいと思います。
疲れることなので、うんざりすることもあるかもしれませんが、
そういう時は、何にもしなくていい。
疲れたら「休戦」。
無理せず、結果を焦らず、じっくりと。
けれど、諦めないで。
犬の生きるスピードは人の何倍もの速さ。
熱意や根気は人の何倍も持ってると思ってもらっても、
間違いじゃないかもしれません。
命が短い分、日々濃く生きてる。
そういう風に思います。
目線の先には、、、

ということばに「目」という字があるように、
興味があるものや、注意を払っている対象には
必ず「目線」が注がれている。
「目」は口ほどにものを言うというけれど、
犬の目もそのとおり。
気持ちがそのまま「目」に現れている。
「目線」の先にあるものが、犬の心の中を占めている。
目線が「私」に向いている時、犬の心の中は、「私」のことを考えている。
といったように、
目線が「違うもの」に向いている時、「違うもの」のことを考えている。
犬達に何かを伝えようとする時や、教えようとするとき、
目線が自分にある時と、そうでない時だと、
同じことを同じようにやっても、覚える率は随分異なる。
「注目」されるということは、それくらい大きな要素。
だからこそ、「注目される存在」になることは最優先課題。
けれど、とても難しい課題。
注目される為に、食べ物を使ったり、おもちゃを使ったりしてもいいと私は思う。
けれど、それがなければ、注目されないとしたら、
「自分自身に注目されている。」
ということにはならない。
食べ物やおもちゃは、あくまでも注目されるための途中ステップ。
自分が楽に注目を集めることができる、必殺お手軽楽アイテム。
もし、そこでつまずいているならば、そこから先のステップに進みたいですよね。
じゃあ、どうしたら先に進めるのか?
そこで、犬先生の登場。
犬達は、私達におもちゃや食べ物といったご褒美を与えずして、
家族から多大な注目を集めるスペシャリスト。
今、目の前の愛犬を見ながら考えてみて。
あなたが、普段、愛犬に注目するのはどうして?
可愛いから、面白いから、目で何かを訴えているから、
側にいるから、吠えるから、いたずらをするから、心配だから。
色んな理由があると思うけれど、どれも
「何かしら注目されるメッセージを発しているから」
ではないでしょうか。
あなたの愛犬は、いつも、あなたに向かって、
全身からメッセージを送っている。
そして、成功したり失敗したりしながら、
一人黙々と、「どうしたら、この思いが通じるだろう?」と
色々と、試行錯誤し、試す努力を怠らない。
一度や二度の失敗などでは、へこたれないし、うんざりしない。
ひたむきに、ポジティブに、
成功した時を明確にイメージして、それに向かって
根気強くトライしているのではないだろうか。
その根気こそが、注目される存在となり得る素質なのだと思います。
早くあきらめた方が「負け」
シンプルだけど、ごまかせない世界。
それが犬の世界。
それを真似てみる所から初めて欲しいと思います。
疲れることなので、うんざりすることもあるかもしれませんが、
そういう時は、何にもしなくていい。
疲れたら「休戦」。
無理せず、結果を焦らず、じっくりと。
けれど、諦めないで。
犬の生きるスピードは人の何倍もの速さ。
熱意や根気は人の何倍も持ってると思ってもらっても、
間違いじゃないかもしれません。
命が短い分、日々濃く生きてる。
そういう風に思います。
目線の先には、、、

by scentline
| 2007-03-10 22:31
| ドッグトレーニング・コラム
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