2007年 01月 27日
散歩と犬と仕事 |
エネルギーや運動量の多い犬を満足させるには、
散歩の量もさることながら、その中身が重要かと思います。
ただ、犬の好むように歩いているだけでは、あまり疲れてくれませんので、
沢山お仕事を提供してあげると良いと思います。
家から出るときから、仕事は与えられます。
例えば私はこんなことをしています。
お散歩のリードとカラーを付ける時、お座り。
家から出発する際、ドアの前で座り。
階段を一緒のペースでのぼり降り。
横断歩道の前で、お座り。
他人の家の前や、目的地に到着するまでは、トイレを我慢。
歩くペース、リードの長さは、場所によって変える。
広い場所で長いリードで思い切り走らせる。
他の犬が来たら、すぐに呼ぶ。
帰宅後、足ふきとブラッシング。
様々なシチュエーションにおいて、常にいつも一緒にいる人の存在や、
一緒にいる人が求めること、何を言っているか、犬が多く意識するように、
メッセージを沢山送るというのが、仕事の「内容」です。
このメッセージ、周囲に気付かれないように送ったり
やりとりできるようになるのが最終的な目的。
トレーナーという仕事をやってるけど、「訓練」「調教」「躾」といった言葉、
なんとなく、苦手なんです。。。厳しそうで。
自然に、目だたないように、テレパシーみたいに、思いが伝わる形が理想です。
そうなるまでの過程では、「トレーニング」という空気になったり、
「躾」してるように見られても、仕方がないのですがね。
できる限り「遊んでるのかな?」みたいな、
ゆるい空気の中ではぐくんでいきたいものです。
もちろん、真剣にすべき所は、押さえなければなりませんけれど。
楽しい刺激、ドキドキする刺激、苦手な刺激、新しい場所、探検、
室内、ひと所でじっとする状況、
短いリードで歩くこと、長いリードで走ること、
歩いたことのない道を歩いたり。
たとえ短い距離であっても、毎日少し違う何かを提供してあげるだけで、
犬達は、随分と環境に慣れたり学習したりしています。
若くて元気で、運動量がたっぷり必要な犬とお住まいの家族は、
犬と一緒に好奇心を燃やして、是非、ドキドキしながら新しいことに
取り組んでみてください。
老犬になってきたら、犬のエネルギー量もへってきますので、
そうなってきたら、犬にあわせて気ままに歩いてあげるのも悪くないと思います。

思いっきり走ったり

石を転がして遊んだり

ポーズをとったり

探検したり

カフェでお茶に付き合ったり
自分の好きなことを犬と共有できるようになったり、
犬の好きなことを共有してあげたりすると、
犬と過ごす時間と、素晴らしいものになりますし、
楽しめることがぐんと広がります。
犬に、与えるだけでもなく、求めるだけでもなく、
ギブ&テイクのバランスをより良く保ちながら、
いろんなことを犬と取り組むうちに、
自分にもいい効果や、新しい発見がもれなくついてくるものです。
散歩の量もさることながら、その中身が重要かと思います。
ただ、犬の好むように歩いているだけでは、あまり疲れてくれませんので、
沢山お仕事を提供してあげると良いと思います。
家から出るときから、仕事は与えられます。
例えば私はこんなことをしています。
お散歩のリードとカラーを付ける時、お座り。
家から出発する際、ドアの前で座り。
階段を一緒のペースでのぼり降り。
横断歩道の前で、お座り。
他人の家の前や、目的地に到着するまでは、トイレを我慢。
歩くペース、リードの長さは、場所によって変える。
広い場所で長いリードで思い切り走らせる。
他の犬が来たら、すぐに呼ぶ。
帰宅後、足ふきとブラッシング。
様々なシチュエーションにおいて、常にいつも一緒にいる人の存在や、
一緒にいる人が求めること、何を言っているか、犬が多く意識するように、
メッセージを沢山送るというのが、仕事の「内容」です。
このメッセージ、周囲に気付かれないように送ったり
やりとりできるようになるのが最終的な目的。
トレーナーという仕事をやってるけど、「訓練」「調教」「躾」といった言葉、
なんとなく、苦手なんです。。。厳しそうで。
自然に、目だたないように、テレパシーみたいに、思いが伝わる形が理想です。
そうなるまでの過程では、「トレーニング」という空気になったり、
「躾」してるように見られても、仕方がないのですがね。
できる限り「遊んでるのかな?」みたいな、
ゆるい空気の中ではぐくんでいきたいものです。
もちろん、真剣にすべき所は、押さえなければなりませんけれど。
楽しい刺激、ドキドキする刺激、苦手な刺激、新しい場所、探検、
室内、ひと所でじっとする状況、
短いリードで歩くこと、長いリードで走ること、
歩いたことのない道を歩いたり。
たとえ短い距離であっても、毎日少し違う何かを提供してあげるだけで、
犬達は、随分と環境に慣れたり学習したりしています。
若くて元気で、運動量がたっぷり必要な犬とお住まいの家族は、
犬と一緒に好奇心を燃やして、是非、ドキドキしながら新しいことに
取り組んでみてください。
老犬になってきたら、犬のエネルギー量もへってきますので、
そうなってきたら、犬にあわせて気ままに歩いてあげるのも悪くないと思います。

思いっきり走ったり

石を転がして遊んだり

ポーズをとったり

探検したり

カフェでお茶に付き合ったり
自分の好きなことを犬と共有できるようになったり、
犬の好きなことを共有してあげたりすると、
犬と過ごす時間と、素晴らしいものになりますし、
楽しめることがぐんと広がります。
犬に、与えるだけでもなく、求めるだけでもなく、
ギブ&テイクのバランスをより良く保ちながら、
いろんなことを犬と取り組むうちに、
自分にもいい効果や、新しい発見がもれなくついてくるものです。
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by scentline
| 2007-01-27 12:14
| 活動レポート
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