2007年 01月 14日
カナダに行った時のこと |
犬と暮らす上で理想的な環境を得られているとは、言いがたい日本。
犬を自由にできる場所など、ほとんどないし
多くの公園には、「犬は立ち入り禁止」という札があったりする。
犬連れは入れないけれど、綺麗に整備されてた美しい公園。
平日の昼間など、入っている人はほとんどいない。
犬連れで入ることを許してくれたら、この公園を楽しめる人は
倍増するのにな、、、。と、悲しい気持ちで公園の外で犬とたたずむ。
マナーのよくない飼い主さんがいる以上、
庭を美しく守る人に拒否されても仕方がないけれど、
犬を飼い始めてから、それまで公園に、足を運ばなかった大人達が、
どれほど公園を活用し、足を運ぶようになったのだろうと思う。
私もそのうちの一人。
散歩を通じて緑のある静かな公園を歩くことは、とてもいい時間。
限られた環境の中だからこそ、犬の気持ちをしっかりと読み取って、
一緒に楽しく暮らすために、人も歩み寄ってあげる必要があるような気がする。
一昨年、カナダに行った時のことを思い出した。
広いビーチの半分は、犬の立ち入りが禁止されていたけれど、
あとの半分は、オフリーシゾーンになっていて、
沢山の犬達が、それぞれの飼い主とそれぞれの時間を穏やかに過ごしていた。
大型犬から小型犬まで実に様々な犬達が存在していたけれど、
犬同士、軽い挨拶等はするものの、互いの存在を気にしすぎる風もなく、
ほとんどの犬達が一番気にしているのは、「飼い主」だった。
犬同士が遊び始めても、飼い主が声をかけると、
犬達は、飼い主の言葉を優先させており、他の犬と遊ぶ楽しさはもちろんだけれど
一番に、飼い主との散歩の時間を楽しんでいるように思えた。
それができるのは、犬と飼い主の関係によるものも十分に大きいと思うけれど、
環境という部分も大きい。
環境のおかげで、適度に自由が犬達に与えられており、
自由は、犬に安心感と同時に緊張感を与えるし、適度な不安も与える。
適度な「放任」は、犬に大きな仕事と判断力を与える。
それがあるから、犬は、飼い主の存在を無視することなく、
常に意識を向けているのだろうと思った。
ビーチの犬達は、とても穏やかだったし、平和だった。
山で出会った犬達もそうだった。
周囲誰が来ても、警戒しすぎることも、はしゃぎすぎることもなく、
気持ちを乱すことなく、飼い主以外の多くの存在に
影響されすぎていなかったことを思い出した。
それは犬だけではなく、そこにいる人々も、そうだったように思う。






犬を自由にできる場所など、ほとんどないし
多くの公園には、「犬は立ち入り禁止」という札があったりする。
犬連れは入れないけれど、綺麗に整備されてた美しい公園。
平日の昼間など、入っている人はほとんどいない。
犬連れで入ることを許してくれたら、この公園を楽しめる人は
倍増するのにな、、、。と、悲しい気持ちで公園の外で犬とたたずむ。
マナーのよくない飼い主さんがいる以上、
庭を美しく守る人に拒否されても仕方がないけれど、
犬を飼い始めてから、それまで公園に、足を運ばなかった大人達が、
どれほど公園を活用し、足を運ぶようになったのだろうと思う。
私もそのうちの一人。
散歩を通じて緑のある静かな公園を歩くことは、とてもいい時間。
限られた環境の中だからこそ、犬の気持ちをしっかりと読み取って、
一緒に楽しく暮らすために、人も歩み寄ってあげる必要があるような気がする。
一昨年、カナダに行った時のことを思い出した。
広いビーチの半分は、犬の立ち入りが禁止されていたけれど、
あとの半分は、オフリーシゾーンになっていて、
沢山の犬達が、それぞれの飼い主とそれぞれの時間を穏やかに過ごしていた。
大型犬から小型犬まで実に様々な犬達が存在していたけれど、
犬同士、軽い挨拶等はするものの、互いの存在を気にしすぎる風もなく、
ほとんどの犬達が一番気にしているのは、「飼い主」だった。
犬同士が遊び始めても、飼い主が声をかけると、
犬達は、飼い主の言葉を優先させており、他の犬と遊ぶ楽しさはもちろんだけれど
一番に、飼い主との散歩の時間を楽しんでいるように思えた。
それができるのは、犬と飼い主の関係によるものも十分に大きいと思うけれど、
環境という部分も大きい。
環境のおかげで、適度に自由が犬達に与えられており、
自由は、犬に安心感と同時に緊張感を与えるし、適度な不安も与える。
適度な「放任」は、犬に大きな仕事と判断力を与える。
それがあるから、犬は、飼い主の存在を無視することなく、
常に意識を向けているのだろうと思った。
ビーチの犬達は、とても穏やかだったし、平和だった。
山で出会った犬達もそうだった。
周囲誰が来ても、警戒しすぎることも、はしゃぎすぎることもなく、
気持ちを乱すことなく、飼い主以外の多くの存在に
影響されすぎていなかったことを思い出した。
それは犬だけではなく、そこにいる人々も、そうだったように思う。






by scentline
| 2007-01-14 15:41
| ドッグトレーニング・コラム
|
Comments(0)