2014年 12月 31日
12月のイギリス旅 その2 (朝のお散歩と郊外観光) |
イギリスに行って、一番見たかったのはやっぱり犬事情。
到着した翌朝には、すぐにその希望は叶った。
12月のイギリスは朝7時半頃にならないと
明るくならないし、16時には暗くなるので日が短い。
早起きして、徐々に明るくなる窓の外を眺めていると
霜が降りて芝生は真っ白。
朝、明るくなると同時にお散歩へ。
吐く息は白く、車の窓は凍り道路も部分的に凍っていた。
ジャックラッセルテリアのN君のいつもの朝のお散歩に同行させてもらうと、
次々に大小の様々な犬達と遭遇した。
スプリンガースパニエル、マスチフ、シーズー、ジャックラッセルテリア、
レトリバー、シュナウザー、コッカースパニエル、プードル、エアデールテリア等。
ほとんどがオフリーシで人に挨拶したり犬同士挨拶したり、
気の合う犬同士で遊んだりお気に入りの物で飼い主さんに遊んでもらったり。
どの犬も寒さを気にせず散策したり、走り回っている犬が多かった。
小川が流れ広い芝生のある公園。公園内を通るトレイルは道路を挟んで
何キロにも渡って続いている。
このような犬の散歩に最適な公園が歩いてすぐの場所にあるのだから素晴らしい。
高齢の方でも大型犬を遊ばせながら、毎日お散歩をしている。
オフリーシが可能であり、同時に犬の行動コントロールがある程度出来ているから
人の年齢に関わらず、大きな犬でもお散歩が可能なのだろうなと思った。
あと、ボールランチャー(テニスボールを遠くに投げられる道具)を
持っている人を沢山見かけた。特にレトリバー系の犬の飼い主は高確率で。
お散歩で出会った犬達の観察に満足した後は観光へ。
人生初のイギリス旅行なのでとりあえず有名所を訪問。
到着翌日と翌々日の2日間で訪れた観光地はロンドン市内ではなく郊外の数カ所。
1日目はコッツウォルズ地方・バースのクリスマスマーケット。
2日目はストーンヘンジ・ウィンザー城を訪れた。
郊外へは車移動。道中の景色は広大でとても綺麗だった。
車で移動することで見えて来たイギリスの車事情。
イギリスの道路が左側通行で日本と同じ。信号待ちする十字の交差点が少なく、
代わりにロータリー(ラウンドアバウトと言うそうだ)が多く、
とにかくクルクル回る印象が強く残った。
右から来る車が優先で、高速道路では制限速度がある。
街中ではラッシュの時間の渋滞にも遭遇した。
コッツウォルズの建物は独特の蜂蜜色(黄色っぽい石で出来た昔の建物)。
独特の雰囲気が良かったのだが、場所によっては路上駐車が多く撮影にはやや不向きで残念。
人気スポットなだけあってどの街も観光客も多く、犬連れの人達もよく見かけた。
コッツウォルズの街の中にある犬連れのOKパブで、
イギリス名物「フィッシュ&チップス」を食べる。
お皿からはみ出た熱々の巨大な白身魚のフライは美味しかったが
量が多く半分食べるのがやっとだった。
パブの中には他にも犬連れのお客さんがいた。
パブに犬というのも、イギリスの定番の光景の一つのようだ。
バースのクリスマスマーケットは有名らしく、人出が多く賑わっていた。
人ごみの中を歩きながら、迷子にならないよう気をつけるのに精一杯。
バースには温泉施設があるらしく、観光スポットの一つ。
到着した時には、見学出来る時間を過ぎており施設内を見る事は出来なかったが、
ライトアップされた建物の外観を見るだけでも綺麗だった。
途中、花火が鳴り出しその音が怖くて震え上がるN君。
飼い主さんに抱っこされたまま歩いていると通りすがりの女性に
「ゴージャスね~。(震えて)寒いの?」とか、言われていた。
翌日はストーンヘンジへ。こちらも世界遺産の有名観光地。
受付から石の所までは専用バスに乗り換えて移動する。
周囲には牧草地が広がり、羊がのんびりと草を食べているだけの光景。
そんな何も無い場所に、突如そびえ立つ巨大な石。
触れることは出来ないようにロープで仕切られている。
ストーンヘンジは犬連れNGなので犬連れの人は、
入り口付近で待っているようだった。
ストーンヘンジを見終えた後、車で少し移動した場所にある
「ウッドヘンジ」にも立ち寄った。こちらは、犬連れでも問題なさそうな印象。
その後ウィンザー城へ。入場時間が15時まででギリギリで入場。
城はとても見晴らしの良い場所に建てられており、
夕暮れ時のウィンザー城からみる景色は綺麗で見応えがあった。
この時期はクリスマス仕様の内装になっていて、
テーブルコーディネートや大きなツリーが素晴らしく豪華に飾られており、
もみの木のいい香りが漂っていた。
行進する数人の衛兵が揃って銃を持ち変える様子なども間近に見る事が出来た。
中も外も非常に見応えのある大きなお城だった。
個人的には絵画の中の犬達の描写が興味深かった。
女王がこの城に滞在している時は、城の上に掲げられる旗の種類が変わるらしい。
この日は青空に女王旗がはためいていたので、城にご滞在中だった模様。
屋内の撮影はNGだったので写真は外観のみ。
暗くなると外壁一部にプロジェクションマッピングが投影されていた。
ウィンザー城の側の街もイルミネーションが綺麗だった。
夜はロンドン市内に戻り、犬も入れるパブに移動して夕食を食べることに。
目的のパブは電車で数駅移動した所にあり「オイスターカード」の使い方を教わる。
オイスターカードは日本でいうPASMOのようなものだった。
ケージ等に入れることなく、犬も一緒に電車移動できるのはとても羨ましい。
N君以外には、乗車している犬を見かけなかったけれど犬の乗車は許されている。
もちろん、他の人に迷惑をかけず大人しくしている事が大前提だろうけど。
目的のパブにいそいそと入ろうとするN君。
料理が出てくるのを待っていると、店員さんが犬用のお水を出してくれたり、
別のパブでは、犬用クッキーももらえたりしていた。
犬NGのお店も割と多いらしいけれど、犬OKな所は犬に優しい印象だった。
と、ここまで沢山書いたし写真も貼ったが、
まだこれでたった2日間分。
後半はロンドン中心の犬事情と観光についてを紹介予定。
その3に続く。
到着した翌朝には、すぐにその希望は叶った。
12月のイギリスは朝7時半頃にならないと
明るくならないし、16時には暗くなるので日が短い。
早起きして、徐々に明るくなる窓の外を眺めていると
霜が降りて芝生は真っ白。
朝、明るくなると同時にお散歩へ。
吐く息は白く、車の窓は凍り道路も部分的に凍っていた。
ジャックラッセルテリアのN君のいつもの朝のお散歩に同行させてもらうと、
次々に大小の様々な犬達と遭遇した。
スプリンガースパニエル、マスチフ、シーズー、ジャックラッセルテリア、
レトリバー、シュナウザー、コッカースパニエル、プードル、エアデールテリア等。
ほとんどがオフリーシで人に挨拶したり犬同士挨拶したり、
気の合う犬同士で遊んだりお気に入りの物で飼い主さんに遊んでもらったり。
どの犬も寒さを気にせず散策したり、走り回っている犬が多かった。
小川が流れ広い芝生のある公園。公園内を通るトレイルは道路を挟んで
何キロにも渡って続いている。
このような犬の散歩に最適な公園が歩いてすぐの場所にあるのだから素晴らしい。
高齢の方でも大型犬を遊ばせながら、毎日お散歩をしている。
オフリーシが可能であり、同時に犬の行動コントロールがある程度出来ているから
人の年齢に関わらず、大きな犬でもお散歩が可能なのだろうなと思った。
あと、ボールランチャー(テニスボールを遠くに投げられる道具)を
持っている人を沢山見かけた。特にレトリバー系の犬の飼い主は高確率で。
お散歩で出会った犬達の観察に満足した後は観光へ。
人生初のイギリス旅行なのでとりあえず有名所を訪問。
到着翌日と翌々日の2日間で訪れた観光地はロンドン市内ではなく郊外の数カ所。
1日目はコッツウォルズ地方・バースのクリスマスマーケット。
2日目はストーンヘンジ・ウィンザー城を訪れた。
郊外へは車移動。道中の景色は広大でとても綺麗だった。
車で移動することで見えて来たイギリスの車事情。
イギリスの道路が左側通行で日本と同じ。信号待ちする十字の交差点が少なく、
代わりにロータリー(ラウンドアバウトと言うそうだ)が多く、
とにかくクルクル回る印象が強く残った。
右から来る車が優先で、高速道路では制限速度がある。
街中ではラッシュの時間の渋滞にも遭遇した。
コッツウォルズの建物は独特の蜂蜜色(黄色っぽい石で出来た昔の建物)。
独特の雰囲気が良かったのだが、場所によっては路上駐車が多く撮影にはやや不向きで残念。
人気スポットなだけあってどの街も観光客も多く、犬連れの人達もよく見かけた。
コッツウォルズの街の中にある犬連れのOKパブで、
イギリス名物「フィッシュ&チップス」を食べる。
お皿からはみ出た熱々の巨大な白身魚のフライは美味しかったが
量が多く半分食べるのがやっとだった。
パブの中には他にも犬連れのお客さんがいた。
パブに犬というのも、イギリスの定番の光景の一つのようだ。
バースのクリスマスマーケットは有名らしく、人出が多く賑わっていた。
人ごみの中を歩きながら、迷子にならないよう気をつけるのに精一杯。
バースには温泉施設があるらしく、観光スポットの一つ。
到着した時には、見学出来る時間を過ぎており施設内を見る事は出来なかったが、
ライトアップされた建物の外観を見るだけでも綺麗だった。
途中、花火が鳴り出しその音が怖くて震え上がるN君。
飼い主さんに抱っこされたまま歩いていると通りすがりの女性に
「ゴージャスね~。(震えて)寒いの?」とか、言われていた。
翌日はストーンヘンジへ。こちらも世界遺産の有名観光地。
受付から石の所までは専用バスに乗り換えて移動する。
周囲には牧草地が広がり、羊がのんびりと草を食べているだけの光景。
そんな何も無い場所に、突如そびえ立つ巨大な石。
触れることは出来ないようにロープで仕切られている。
ストーンヘンジは犬連れNGなので犬連れの人は、
入り口付近で待っているようだった。
ストーンヘンジを見終えた後、車で少し移動した場所にある
「ウッドヘンジ」にも立ち寄った。こちらは、犬連れでも問題なさそうな印象。
その後ウィンザー城へ。入場時間が15時まででギリギリで入場。
城はとても見晴らしの良い場所に建てられており、
夕暮れ時のウィンザー城からみる景色は綺麗で見応えがあった。
この時期はクリスマス仕様の内装になっていて、
テーブルコーディネートや大きなツリーが素晴らしく豪華に飾られており、
もみの木のいい香りが漂っていた。
行進する数人の衛兵が揃って銃を持ち変える様子なども間近に見る事が出来た。
中も外も非常に見応えのある大きなお城だった。
個人的には絵画の中の犬達の描写が興味深かった。
女王がこの城に滞在している時は、城の上に掲げられる旗の種類が変わるらしい。
この日は青空に女王旗がはためいていたので、城にご滞在中だった模様。
屋内の撮影はNGだったので写真は外観のみ。
暗くなると外壁一部にプロジェクションマッピングが投影されていた。
ウィンザー城の側の街もイルミネーションが綺麗だった。
夜はロンドン市内に戻り、犬も入れるパブに移動して夕食を食べることに。
目的のパブは電車で数駅移動した所にあり「オイスターカード」の使い方を教わる。
オイスターカードは日本でいうPASMOのようなものだった。
ケージ等に入れることなく、犬も一緒に電車移動できるのはとても羨ましい。
N君以外には、乗車している犬を見かけなかったけれど犬の乗車は許されている。
もちろん、他の人に迷惑をかけず大人しくしている事が大前提だろうけど。
目的のパブにいそいそと入ろうとするN君。
料理が出てくるのを待っていると、店員さんが犬用のお水を出してくれたり、
別のパブでは、犬用クッキーももらえたりしていた。
犬NGのお店も割と多いらしいけれど、犬OKな所は犬に優しい印象だった。
と、ここまで沢山書いたし写真も貼ったが、
まだこれでたった2日間分。
後半はロンドン中心の犬事情と観光についてを紹介予定。
その3に続く。
by scentline
| 2014-12-31 17:51
| 旅