2007年 06月 28日
出会った白い犬 |
先日、ドッグウォークのお仕事中にあった、突然な出来事。
いつものように、お散歩していたら、
明らかにノーリードの白い犬が一匹、
タッタッタッタと、早歩きで歩いていました。
「こんな所でノーリードの犬を見るのは珍しいな。
よほど、コントロールされている犬なのかな?」
くらいに思ってたら、その犬が、私と一緒に歩いていた犬を発見するなり、
まっすぐに近づいてきて、匂いを嗅ぎ始めました。
私と一緒にいた犬と、その白い犬は、
お互いの匂いを嗅ぎあって確認。
その白い犬は、私の連れている犬に興味津々になったようで、
確認した後、連れていた犬の首や肩の辺りに、自分の顔を乗せようとしたり、
前足をかけてみようとしたりと、やや、優位的な行動をしてきました。
オスかな?と思っって確認したら、やっぱり、未虚勢のオスでした。
私と一緒にいた犬もオスでしたが、
虚勢もしており、犬に対して、温和な性質でしたので、
相手に、うなったり怒ったりしなかったので
何事もなく、良かったのですが、
それらの行動をきっかけに、気の強い同士の犬だと、
喧嘩になることもよくあることですから、
ノーリードで散歩させるにしては、ちょっとまずいタイプだなと、
微妙な気持ちになり、飼い主の姿を探しましたが、
まだ、離れた所にいるのか、やってくる気配がありません。
挨拶も十分したし、そろそろ、白い犬とバイバイしようと思い、
歩き出しながら、再度、飼い主さんを探しました。
周囲にいるのは、そのノーリードの犬を不思議そうに見る、
子連れのお母さんたちくらいで、飼い主さんらしき人は見当たりません。
しかも、私たちが動き出すと、その犬もぴったりと一緒についてくるではありませんか!
「困ったなあ~」と思いつつ、更に周囲を見渡すと、
犬がやってきた方向から、おじさんがこちらに歩いてくるので、
「あの人が飼い主さんかも!」と淡い期待を持ったものの違ったらしく、素通り、、、。
いよいよ、「困ったな~」と思う気持ちを膨らませながら、
道端で井戸端会議をしていた人に、
「この犬、どこの犬か知りませんか?」と聞いてみたところ、
昼間からこの辺りをうろうろしている。
脱走して、帰り道が分からなくなった、迷い犬か、
放棄された捨て犬か、どっちかじゃないか。とのこと。
ちなみに、私がドッグウォークをしていたのは、夕方でした。
その言葉で、確実に、迷い犬か、捨て犬か、、、。のどちらかということが判明。
話をしていたうちの一人が、犬を捕まえようとして、手を伸ばした所、
犬は、何かもらえると思ったのか、なでてもらいたかったのか、
頭を低くして、おずおずと、その人に近寄って行きました。
人には、慣れているようでしたが、その人が黒い首輪に手をかけた瞬間
「キャン!」といって、抵抗し、その人の手を振りほどいて、また逃げてしまいました。
その後も、一向に私と一緒に歩いている犬から離れる気配がないので、
ほとほと弱りましたが、仕方なく、そのまま散歩を続けることに。
ダメ元で、道行く犬連れ散歩中の人に「この犬、どこの子か、知りませんか?」
と聞くものの、やはり知らないとのこと。、
迷い犬かも知れないし、このままだと事故にあうかもしれない為、
瞬時に色々考えましたが、結論として
交番に届けよう。という気持ちで歩きはじめた所、
しばらくして、急に興味をなくしたのか、立ち去ってしまいました。
その犬を見てると、自由なんだけど、
決して嬉しそうではなく、
明らかに自分が場違いな所にいると感じているような、
立ち止まったり、足早に進んだりしつつ、
ウロウロしながら、ほんと不安げで所在無さ気で、
手を離されて飛んでいく風船みたいな存在だと思いました。
同時に、猫は、その辺をウロウロしていてもさほど気にされませんが、
所在の知れない犬がウロウロしていると、周囲の人は、とても不安になります。
「分からない」要素が多いということは、
さまざまなことを予想させるからです。
犬自身のことをよく知り、気持ちを代弁してくれる家族と一緒にいられる犬は、
本当に幸せです。
あの犬はその後、どうなったのか分かりませんが、
迷い犬であり、飼い主さんが見つかっていれば、一番良いのですが、
飼い主や、その犬を保護する者が現れないと、
事故でなくとも、間違いなく近い所に「死」があります。
警察署に一時保護されても、保健所に行くのは、とても早いですし、
保健所に行ってしまえば、殺処分の運命。
その犬に会ったのは、26日の火曜日。
場所は葛飾区。
特徴は、中型犬の雑種で、立ち耳の成犬。
毛色は全身が白。
色素が薄く、茶色い目。
和犬のような見た目で、毛の長さは、短め。
未虚勢の「オス」であることと、
黒くて、幅の太い首輪をしていましたが、
迷子札や、鑑札は付いていないようでした。
やせて、少しあばらが浮いたやせ気味の風貌でした。
いつものように、お散歩していたら、
明らかにノーリードの白い犬が一匹、
タッタッタッタと、早歩きで歩いていました。
「こんな所でノーリードの犬を見るのは珍しいな。
よほど、コントロールされている犬なのかな?」
くらいに思ってたら、その犬が、私と一緒に歩いていた犬を発見するなり、
まっすぐに近づいてきて、匂いを嗅ぎ始めました。
私と一緒にいた犬と、その白い犬は、
お互いの匂いを嗅ぎあって確認。
その白い犬は、私の連れている犬に興味津々になったようで、
確認した後、連れていた犬の首や肩の辺りに、自分の顔を乗せようとしたり、
前足をかけてみようとしたりと、やや、優位的な行動をしてきました。
オスかな?と思っって確認したら、やっぱり、未虚勢のオスでした。
私と一緒にいた犬もオスでしたが、
虚勢もしており、犬に対して、温和な性質でしたので、
相手に、うなったり怒ったりしなかったので
何事もなく、良かったのですが、
それらの行動をきっかけに、気の強い同士の犬だと、
喧嘩になることもよくあることですから、
ノーリードで散歩させるにしては、ちょっとまずいタイプだなと、
微妙な気持ちになり、飼い主の姿を探しましたが、
まだ、離れた所にいるのか、やってくる気配がありません。
挨拶も十分したし、そろそろ、白い犬とバイバイしようと思い、
歩き出しながら、再度、飼い主さんを探しました。
周囲にいるのは、そのノーリードの犬を不思議そうに見る、
子連れのお母さんたちくらいで、飼い主さんらしき人は見当たりません。
しかも、私たちが動き出すと、その犬もぴったりと一緒についてくるではありませんか!
「困ったなあ~」と思いつつ、更に周囲を見渡すと、
犬がやってきた方向から、おじさんがこちらに歩いてくるので、
「あの人が飼い主さんかも!」と淡い期待を持ったものの違ったらしく、素通り、、、。
いよいよ、「困ったな~」と思う気持ちを膨らませながら、
道端で井戸端会議をしていた人に、
「この犬、どこの犬か知りませんか?」と聞いてみたところ、
昼間からこの辺りをうろうろしている。
脱走して、帰り道が分からなくなった、迷い犬か、
放棄された捨て犬か、どっちかじゃないか。とのこと。
ちなみに、私がドッグウォークをしていたのは、夕方でした。
その言葉で、確実に、迷い犬か、捨て犬か、、、。のどちらかということが判明。
話をしていたうちの一人が、犬を捕まえようとして、手を伸ばした所、
犬は、何かもらえると思ったのか、なでてもらいたかったのか、
頭を低くして、おずおずと、その人に近寄って行きました。
人には、慣れているようでしたが、その人が黒い首輪に手をかけた瞬間
「キャン!」といって、抵抗し、その人の手を振りほどいて、また逃げてしまいました。
その後も、一向に私と一緒に歩いている犬から離れる気配がないので、
ほとほと弱りましたが、仕方なく、そのまま散歩を続けることに。
ダメ元で、道行く犬連れ散歩中の人に「この犬、どこの子か、知りませんか?」
と聞くものの、やはり知らないとのこと。、
迷い犬かも知れないし、このままだと事故にあうかもしれない為、
瞬時に色々考えましたが、結論として
交番に届けよう。という気持ちで歩きはじめた所、
しばらくして、急に興味をなくしたのか、立ち去ってしまいました。
その犬を見てると、自由なんだけど、
決して嬉しそうではなく、
明らかに自分が場違いな所にいると感じているような、
立ち止まったり、足早に進んだりしつつ、
ウロウロしながら、ほんと不安げで所在無さ気で、
手を離されて飛んでいく風船みたいな存在だと思いました。
同時に、猫は、その辺をウロウロしていてもさほど気にされませんが、
所在の知れない犬がウロウロしていると、周囲の人は、とても不安になります。
「分からない」要素が多いということは、
さまざまなことを予想させるからです。
犬自身のことをよく知り、気持ちを代弁してくれる家族と一緒にいられる犬は、
本当に幸せです。
あの犬はその後、どうなったのか分かりませんが、
迷い犬であり、飼い主さんが見つかっていれば、一番良いのですが、
飼い主や、その犬を保護する者が現れないと、
事故でなくとも、間違いなく近い所に「死」があります。
警察署に一時保護されても、保健所に行くのは、とても早いですし、
保健所に行ってしまえば、殺処分の運命。
その犬に会ったのは、26日の火曜日。
場所は葛飾区。
特徴は、中型犬の雑種で、立ち耳の成犬。
毛色は全身が白。
色素が薄く、茶色い目。
和犬のような見た目で、毛の長さは、短め。
未虚勢の「オス」であることと、
黒くて、幅の太い首輪をしていましたが、
迷子札や、鑑札は付いていないようでした。
やせて、少しあばらが浮いたやせ気味の風貌でした。
by scentline
| 2007-06-28 09:57
| 活動レポート